640円バーガー、モスから発売 |
モスバーガーチェーンを展開しているモスフードサービスは23日、1個580円の「ニッポンのバーガー 匠味(たくみ)」(チーズ入りは640円)を、8月13日に全国122店で発売すると発表した。
デフレ経済の下、外食業界では激しい値下げ競争が続いてきたが、モスは高品質をPRして「ファストフードの域を超えた」(同社)ハンバーガーを売り込む考えだ。
生産履歴の分かる牛肉の特定部位と、国産丸大豆が原料のしょうゆなどを使用し、注文を受けてから約10分間かけて調理する。味やサービスを保つため各店に製造責任者を置き、各店で1日10食を限定販売する。消費者調査で8割以上が「再び買いたい」と回答し、発売が決まった。
[共同通信(7月23日)より引用]
【編集長の目】
低価格競争もひと段落して、どの業界でも商品のオリジナル性を打ち出してくる風潮がでてきました。この流れは消費者としてはありがたいですよね。私たちは、決して安さだけを求めているわけではないんですから。
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「本当のプレミアム」 |
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プロバイダー会社勤務 前田智美(23)
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これ、一日10食限定で販売店舗も限られているところが賢いですね。その希少価値さが、実際の味以上の効果を生みますから!(限定モノはたいていウマイと思える)その点、マックのプレミアムバーガーはちっともプレミアムじゃなかったなあ。
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「脱ファストフード店」 |
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フリー調査業(弁護士補助) 田中 教之(26)
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私が度々主張してきたことなんですが、価格競争は絶対に良くないことなんです。経営者も「消費者は安さを求めている」という概念を見直して欲しい。モスも値段が高いバーガーの種類をそろえ、ファストフードから脱却するのも一つの手だと思います。
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「むしろ遅かったくらいでは」 |
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iモードコンテンツ会社 斎藤 滋(25)
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これはマックが価格破壊を行っている最中にやって欲しかったです。マックでさえ「プレミアム・マック」とかやり始めたんだし。今やったのでは、安直さしか感じられません。モスの売りはこういう手間とか素材とかそういう“割高感“のはずなんだから。
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「舌の感度測定」 |
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フリー編集者 大塚 ゆきゑ(31)
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「こだわり」を説き、期待させ、脳でも味あわせる。激安に勝てる良い売り方だ。私は「こだわり」と体感しようと舌に神経を集中させるだろう。しかしジャンクフードに慣れた舌が感知できるかは疑問。他のモス客も同様。これは自分の味覚を試すゲームでもある。
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