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2003年9月3日号(毎週水曜更新)

鈴木宗男議員が保釈

 衆院議員で戦後最長の437日間にわたり拘置されていた鈴木宗男・元北海道開発庁長官(55)が、29日午後5時過ぎ、東京・小菅の東京拘置所から保釈された。保釈保証金は5000万円。
 拘置所前には約150人の報道陣が集まり、混乱を避けるため、保釈では通常使わない正門から、外に出す異例の措置が取られた。
 約50分後、ワゴン車で東京・南青山の自宅に到着した鈴木被告は、胸に議員バッジをつけた紺のスーツに黄色いネクタイ姿。長期拘置の疲れを感じさせない表情で、出迎えた秘書らに3回会釈した。逮捕前の“ムネオ節”は影を潜め、報道陣の質問には一切答えなかった。その後、室内から出てきた男性が、「鈴木のほうからはコメントはありません」と繰り返した。


[読売新聞(8月30日)より引用]

【編集長の目】
拘置所からバッチをつけたまま出てくるのは、どうも違和感を感じます。ここまで来ても辞めないのは、本当に無実だから?彼は今何を考えているんだろう、考えを聞いてみたいです。


「頃合いよし?」
ソフトウェア開発会社 大石誠(29)
異例の長期拘留までやったのに、なぜこのタイミングで保釈となったのでしょう?引っ張りに引っ張って、もうこれ以上拘留できない!っというより、『鈴木宗男を吊るし上げるネタはもう十分に揃ったぜ』的な保釈に見えてならない。直近で彼の身に何かが起こる?

「這い上がれるかな」

大学院生 服部圭介(26)

保釈後早速政治活動を始めるムネオさん。しかしゼロどころかマイナスからの再スタート。かつての愛弟子ムルアカ君も格闘技にお熱でどこへやら。かつての仲間も総裁選でそれどころじゃぁない。ここから這い上がってこられるならスゴイ人だと認めてあげる。

「おいムネオ!もう終わりか?」

iモードコンテンツ会社 斎藤滋(25)

真紀子もいない。清美もいない…。でも、宗男はバッヂを付けたまま拘置所より帰還。権力の差をまざまざと見せつけられました。稀代の小悪党ムネオと闘える人物は国会にいるのでしょうか?“オモロイ”国会中継はもう見れなくなってしまうのかな。

「『私はあきらめない』」
フリー編集者 大塚ゆきゑ(31)
長い拘置生活でやつれているかと思ったが、元気そうで拍子抜けした。そして胸には議員バッジが。泥臭くもしぶとく生きていける男である。どんな逆境も切り抜けられるパワーがみなぎっている。苦境を生き抜く術をエッセイにしたら意外と売れるかもしれない。

 

ニュース関心度合計(/20)

大石★★★★
服部★★★★
斉藤★★
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