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2003年10月15日号(毎週水曜更新)

真紀子さん出馬へ

 次期衆院選に向け去就が注目されていた田中真紀子前外相(59)が8日、新潟5区から無所属で出馬することを決めた。同日午前9時過ぎ、新潟県長岡市の後援会事務所に本人から電話があり、「無所属で出馬するので、マスコミに伝えて欲しい」と指示したという。
 田中氏は、秘書給与流用疑惑(嫌疑なしで不起訴処分)などを受け、02年8月に議員辞職。自民党からは、来年6月までの期限付きで党員資格の停止処分を受けていた。
 5日に同市で行った会見では、党籍の有無などを確かめた上で、出馬について判断する考えを明らかにしていた。
 出馬にあたって自民党を離党するかどうかについて田中氏は明らかにしていないが、同会見では、「いろいろなオプション(選択肢)がある」と語っていた。
 新潟5区では、自民党の現職、星野行男氏(71)、共産党の新人、斉藤実氏(45)、無所属の元職、白川勝彦氏(58)がすでに出馬を表明している。


[毎日新聞(10月8日)より引用]

【編集長の目】
裁判で完全にシロと判定されたので、出馬も問題はないと思うのですが、どうもイメージはダーティなまま。 イメージを気にする真紀子さんですから、どう汚名返上の動きをしてくるかに興味があります。政治家としての期待は正直薄いのですが、芸能人的な興味をそそられます。


「角栄さんには勝てない?」
ポータルサイト勤務 高橋明彦(29)
罪の起訴不起訴は問いませんが…ただ彼女が国政に戻る理由が「そこでしか生きられない」からではなく「まだ国でやり残した事がある」という使命感である事を望みます。台風の目…でしょうかね。あ、合格確実な「選挙」じゃないですよ。次の政局で、です(笑)

「今後のビジョンは?」

フリー調査業(弁護士補助) 田中教之(27)

将来的に何をしたいのか?新潟県民であれば、実際に会って確認したいと思っていた。一口で選挙と言っても、国民にとっては大切な武器だと思う。真紀子さんが出馬することについで、その武器をまさに有効利用する機会だと思っている。

「無所属=自民党」

葬儀関連派遣社員 浅羽祐治(32)

民主なら選挙が盛り上がるの思っていましたが、無所属とはつまらない。無所属だと当選後、自民に入るでしょう。その方が選挙戦の強さを見せつけられるし、公認じゃないのだから、いきなり党に縛られたり潰されたりする危険性も少なくなる。したたかです。

「なんだかカッコイイ」
ソフトウェア開発会社勤務 青木泰子(30)
各党の政策対決に注目が集まる今回の総選挙において、個人の魅力だけでここまで話題になり、支持されるのはさすが。自民党も国民の反感を恐れて除名処分は見送り、とりあえず出馬を黙認するようです。新潟5区は国民が最も注目する選挙区になるんでしょうね。

 

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