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2003年10月22日号(毎週水曜更新)

鈴木宗男前議員、出馬を断念

 受託収賄罪などに問われ公判中の鈴木宗男前衆院議員(55)は18日、北海道釧路市で記者会見し、胃がんと診断されたことを明らかにした上で、治療に専念するため28日公示の衆院選への立候補を断念すると表明した。政界引退の可能性については、次々回の衆院選で政界復帰を目指す意向を示し、否定した。
 鈴木前議員によると、先月の人間ドック検査で胃がんが発見され、今月初め告知された。家族や支持者らと協議した結果、治療を優先するため衆院選出馬を断念。来週にも手術を行う予定という。
 鈴木前議員は昨年3月、北方4島支援事業などに絡む一連の疑惑を指摘され、自民党を離党。同6月、受託収賄容疑などで東京地検に逮捕、起訴され、東京拘置所に衆院議員としては戦後最長の437日間拘置された。今年8月に保釈後、地元での活動を再開、衆院選出馬を探っていた。


[時事通信(10月18日)より引用]

【編集長の目】
そこまでして選挙に執着するのはなぜなんでしょうか。議員であることが自己の存在証明になっているのでしょうね。ものすごい執着心。良い方に向かえば、素晴らしいと思うのですが。


「憎々しさをもう一度」
ソフトウェア開発会社勤務 大石誠(29)
テレビで会見を見ましたが、ちょっと見ない間にすごく老けたように見えたのは病気のせいでしょうか?元気の無い今の彼より、憎々しさ満載の彼のほうが彼らしい。そんな不純な動機から、彼の事を応援したくなってしまいました。

「不死身キャラ定着」

プロバイダー会社勤務 前田智美(23)

彼は病が発覚した時、「たとえ死んでも選挙をやらせてくれないか」と言ったそうな。結局それはできなかったわけですが、この人の鬼のようなしたたかさはマジすごいですね。がんもさっさと治して復活するんでしょうね〜。病気でも顔色いいし(笑)

「何故だろう」

iモードコンテンツ会社勤務 斎藤滋(25)

彼がガンと聞いても、死に至るようには思えない。彼には何があってもタダでは起きない逞しい印象があるからかも。ただ、常に”大きな声”を出すことでその存在を誇示し、力を握ってきた彼には、空白は許されないはず。政治生命は事実上の終焉なのでしょうか。

「地元の皆さん」
葬儀関連派遣社員 浅羽祐治(32)
地元での歓迎ぶりに意欲を取り戻したみたいだが、彼が地元経済を活性化させた方法とは? もしや地元の皆さんは経済のために、彼に受託収賄を期待しているのでは? 彼は容疑者なのです。治療の次は立候補ではなく、公判に専念してもらいましょうよ。

 

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