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2003年10月22日号(毎週水曜更新)

星野監督勇退!

 球界に衝撃!阪神・星野仙一監督(56)が日本シリーズ終了後に勇退することが16日、明らかになった。健康上の理由から辞意を固めたもので、すでに久万俊二郎オーナー(82)も了承している。今後はアドバイザー的な立場(肩書は未定)で球団に残り、チームをサポートしていく。後任監督には岡田彰布守備走塁コーチ(45)が昇格。また、島野育夫ヘッドコーチ(59)田淵幸一チーフ打撃コーチ(57)も退任することになった。
 星野監督が辞意を固めたのは夏場だった。7月27日の中日戦(ナゴヤドーム)の試合中に目まいと吐き気を訴え、一回裏から五回表までベンチを離れてトレーナー室で静養するアクシデントがあった直後だ。それまでも体の異常を覚えたことが何度もあったが、この試合で監督という激務に耐えるには肉体的に限界にきていることを悟った。
 糖尿病、高血圧症、不整脈に胃かいよう…。追突事故で頚椎(けいつい)捻挫になり、飛行機の中で頭上から荷物が落ちてくるアクシデントで悪化させた頚部には2本のボルトが入っている。以前に「一年間やり通す自信がなくなったら自分から辞める」と話したことがあったが、東京の主治医からは「友人としてはもっと続けてもらいたいと思うけど、医者の立場としては辞めてもらいたい」と言われ、ともに医師の夫を持つ二人の娘からも再三「パパ、もう辞めて」と言われていた。


[スポーツニッポン(10月17日)より引用]

【編集長の目】
よほど体の調子が悪いのでしょう。本当に残念ですが、結果を出して絶頂で辞めるのはカッコ良いですよね。阪神ファンにとって伝説の存在になりそうです。


「V2への不安」
ソフトウェア開発会社勤務 大石誠(29)
第一報を聞いたときは本当に驚きました。当たり前のようにV2奪取宣言が聞けると思っていたから…。健康上の理由、というには余りある怪我の状態には仕方なさを感じますが、来年ペナントレースの岡田監督にかかるプレッシャーのほうが心配です。

「男臭さが素敵でした」

プロバイダー会社勤務 前田智美(23)

野球に疎い私に、文句なしにカッコイイと思わせた唯一の野球人です。地元中日から阪神に移ったときはすごい寂しかったけど、まさかの阪神優勝劇で更に株をあげて益々ラブだったので、退任はショック。だけど、名実共に勇退ですからね。やっぱ男前!

「完璧な演出のはずが…」

iモードコンテンツ会社勤務 斎藤滋(25)

選手にとってこのうえない発奮材料。正直なところ、このタイミングでの発表に星野監督の策士ぶりを感じました。現時点では裏目に出ているようですが…。ただ少なくとも、シリーズ終了後に見るであろう星野監督の男泣きに、涙腺が緩んでしまうのは確実です。

「阪神時代」
葬儀関連派遣社員 浅羽祐治(32)
星野勇退で喜んだ他球団ファンの皆さん、岡田は二軍指導者からの生え抜き監督で、実は阪神二軍はメチャ強いのです。彼らを育てたのが岡田。そして岡田を監督にするために星野がいたのです。星野はフロントへ進み、阪神の黄金時代がやってきます。

 

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