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2003年12月10日号(毎週水曜更新)

ローソンで医薬品販売

 ローソンは4日、調剤薬局チェーン「プライム」(本社・東京都文京区)と提携し、処方せん調剤の受け付けや大衆薬を販売する店を展開することを明らかにした。小売店の医薬品販売の是非が議論されているが、ローソンは現行法の枠内で医薬品販売に乗り出す。大手コンビニエンスストアの医薬品販売は初めて。
 今月18日、1号店として健康・安全をテーマとした「ナチュラルローソン」を東京都目黒区内にオープン、年明けから店舗内に薬局を併設する。午前9時〜午後7時、「プライム」から薬剤師の派遣を受け、風邪薬、胃腸薬など一般大衆薬の販売のほか、健康相談の受け付け、患者が病院で受け取った処方せんの調剤をする。これまで店舗のオーナーが薬剤師免許を持っていて、店舗に薬局を併設したケースはあったが、外部と提携して本格的に医薬品販売を手がけるのは初めて。


[毎日新聞(12月5日)より引用]

【編集長の目】
ローソンは、いろいろな付加的要素を考えていますよね。イメージが良いです。しかし、コンビニがより便利になっていくに従い、商店街のどこかで商売が成り立たなくなっているんだろう事実は、考えなければならないのかもしれません。


「必要な時に必要なものを」
システム開発会社勤務 大石誠(29)
普段は健康体なので気になりませんが、体調不良は前触れも無くやってくるので身近な所に売っているようになるのはありがたい。サービスの拡張は他の方面にも期待します。将来コンビニでパスポートや免許証を更新できるようになったりするかも!?

「早くやってこーい」

プロバイダー会社勤務 前田智美(23)

コンビニだから24時間薬を売ってくれるのかと思いきや、そうじゃないんですね。でも365日営業は大助かり。なかなか病院にいく時間をとるのもままならない時ってありますから。特に年末で忙しい今とか。地方に早く進出してくれることを願っています。

「深夜に風邪薬を買いたい」

葬儀関連派遣社員 浅羽祐治(32)

コンビニの一番の利点は24時間買物ができるところだが、薬剤師の関係で24時間体制でチェーン化するのは難しいみたい。薬剤師抜きだとせいぜい栄養ドリンクしか認められない。コンビニ、厚労省、専門店がうまくかみ合う落とし所があればいいのだけど。

「それでこそコンビニ」
ソフトウェア開発会社勤務 青木泰子(30)
ますます便利になりますね。ローソンは郵便ポストを設置するなど、異業種との連携に意欲的。そして何よりおでんが旨い。大好き。でも薬剤師の不足が危惧される昨今、人材をちゃんと確保できるのかな。店舗のない地方では、薬剤師不足がさらに深刻化するかも。

 

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