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2004年1月7日号(毎週水曜更新)

小林幸子、大失敗

 大みそか恒例の「第54回NHK紅白歌合戦」が12月31日、東京・渋谷のNHKホールで行われ、小林幸子(50)の豪華衣装がうまく作動せず、11年ぶり2度目の「失敗」に終わった。クジャクの羽をイメージした衣装で、横13メートル、高さ7・5メートルの巨大な羽が数枚開く予定だったが、3つの機動装置のうち1つしか動かず、本番で作動した羽は1枚だけだった。歌合戦は白組が審査員票11票すべてを紅白史上初めて獲得するなど大勝し、白組の27勝27敗となった。
 小林幸子のクジャクをイメージした豪華衣装が本来の動き方をせず失敗に終わった。本来なら体中に羽をあしらったドレスからバックの羽がどんどん広がって、幅13メートル、高さ7・5メートルにまで広がっていく。しかし、最後部の最大の羽と中間にある2つの羽、さらに、回転する最前部の円形の羽が作動しなかった。小林の事務所関係者は「3つの機械のうち2つが止まり、1機しか作動しなかった。コンセントの電流が流れなかったようだ。詳しい原因はこれから」と語った。


[日刊スポーツ(1月1日)より引用]

【編集長の目】
いささかマンネリな部分があった小林さんですが、今回は逆にそのハプニング性が良かった。例年より話題にもなったように思えます。もう、ちょっとぐらい派手な衣装じゃ視聴者も驚かないし、こうしたハプニングをからめていくやり方に移行するのも手かもしれませんよね。


「電力は大切に」
プロバイダー会社勤務 前田智美(23)
紅白の視聴率が下がっていくのとは反比例に、幸子の衣装はスパークし続ける。電流が流れなかったと?。ふとオームの法則を思い出したけど、いや違うなソレ。何ワット使っとんの一体。節電とは無縁のまま来年もこの調子だろうか。こうやって紅白離れは進む。

「日本人の限界?」

ポータルサイト勤務 高橋明彦(29)

機械が動かない、原因は究明中…どっかで聞いたと思ったロケットですね。この紅白衣装とロケットの失敗には共通点があるはず…例えば作業者に利益が直結してない?仕事内容のやる気?是非、究明したいです(笑)

「表現方法の転換を」

フリー調査業(弁護士補助) 田中教之(27)

あまり期待していなかったのですが、大失敗となるとミーハーにも興味をもってしまいます。失敗の原因はいろいろ言われていますが、生放送でできる準備の限界まできたのではないでしょうか?衣装や装置だけでなく、もっと中身で勝負していく時期なのではないでしょうか?

「作動する衣装」
ソフトウェア開発会社勤務 青木泰子(30)
歌謡界広しと言えど「衣装が作動する」のは幸子ぐらいだろう。と思いきや美川憲一も電飾ビカビカだったらしい。二人とも自腹だ。その心意気はある意味芸能人の鏡。もう何も言うまい。敢えてアドバイスがあるとすれば、「感電しないよう気を付けて」ぐらいか。

 

ニュース関心度合計(/20)

前田★★★
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