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2004年1月21日号(毎週水曜更新)

鳥インフルエンザ

 ベトナムで鳥インフルエンザウイルスに人が感染し、死者が出ている事態に、世界保健機関(WHO)は15日、「人への感染が広がり続けると、新型のインフルエンザウイルスが出現し、世界的な感染爆発に発展する可能性が高まる」とする見解を発表、各国に強く注意を呼びかけた。
 確認されたH5N1型ウイルスは人には感染しにくいとされ、人から人への感染例も今のところない。だが、H5N1の感染者が人のインフルエンザウイルスに感染すると、2つのウイルスが体内で混ざり、人が免疫を持たず大きな被害を出す新型ウイルス誕生の可能性もある。


[読売新聞(1月17日)より引用]

【編集長の目】
少し前に比べて、食物の安全対策がものすごくしっかりしてきた気がします。情報もかなり知る事ができるし。数年前だったら、鳥インフルエンザだってもっと混乱して、もっと怖かったんじゃないかなと思います。このまま、食の安全がどんどん整備されていけばいいですよね。


「食糧システムに感心」
大学職員 石井涼子(24)
病気感染発生とわかると、即関係物資を検査する人やモノやお金がある日本の食糧業界って凄いですよね。高い関税をかけても外国からこういう食糧システムを守る意味はあるなぁと感心してしまいました。おいしい安いだけじゃない。安全がこれからは必要ですね。

「お金の稼ぎ方として」

iモードコンテンツ会社勤務 斎藤滋(25)

カイワレ、牛肉の時同様、感染個体の廃棄処分よりも、風評被害による大きな2次被害が予想されます。国の対応がまた批判されることになると思いますが、ちょっと別の視点で考えると、食品を商材にするのはリスクが高いビジネスだなぁ、と思ってしまいました。

「無知は罪」

葬儀関連派遣社員 浅羽祐治(32)

想像力を働かせ、あの数千羽の鶏の死骸を人に当てはめてみればいい。数千人の死体が一列に並び、それを全部焼却してしまう事態。人には知恵があるからそうならないと確信している。でも、例えばうがいが有効なのかどうかさえ、僕は科学的に証明できない。

「負けないで」
フリー編集者 大塚ゆきゑ(31)
3万4千羽の鶏を処分された山口の農家の方は今、何を思っているのだろう。今後の生活はどうするのだろうか。もう一度、畜産をやろうと思う元気はあるのだろうか。感染ルートも予防策もわからない今、不安にかられる日本中の畜産家に「がんばれ」と言いたい。

 

ニュース関心度合計(/20)

石井★★★★
斉藤★★
浅羽★★
大塚




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