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2004年2月18日号(毎週水曜更新)

横山元知事が芸能活動再開

 選挙期間中の強制わいせつ事件で有罪が確定した横山ノック元大阪府知事(72)が13日、大阪市中央区の大阪府立上方演芸資料館「ワッハ上方」で舞台に復帰、タレント活動を再開した。
 横山元知事が公の場に姿を見せるのは、知人の葬儀などを除けば1999年12月に知事を辞職して以来約4年ぶり。元知事の執行猶予期間は昨年8月に終わっている。
 師匠にあたる秋田Aスケ・Bスケさんの公演にゲストとして参加した元知事は、グレーのダブルのスーツに黄色のネクタイ姿でやや緊張した面持ちで登場。「(4年間は)毎日が反省の日々でした」と切り出した上で、ゆったりした口調で手ぶりを交えながら、戦後の上方演芸の歴史を紹介した。
 さらに「(上方演芸の歴史を知る)最後の“芸人”として舞台を踏むことが(自分の)芸の力になることを知っている」とした上で「お許しをいただけるならこういう形でごひいきをたまわらんことを」と結んだ。


[共同通信(2月13日)より引用]

【編集長の目】
お笑い界の重鎮で知事、こんな責任をもった人間がした犯罪。他の芸能人のように、そうそう簡単に許されるべきではないと思います。芸能界にとっても良くないのではないでしょうか?


「受け入れ難し」
大学職員 石井涼子(24)
女性として、すんなり納得はできないです。見に行きたいとは思いません。が、師匠2人はなぜ横山氏を舞台に立たせたんでしょうね。横山氏が相当落ち込んで励ましのためか、横山氏に熱意があって押されたのか。暖かな師匠の心意気を無駄にはしないでほしい。

「芸人としてはこれから」

フリー調査業(弁護士補助) 田中教之(27)

犯した罪に対しては、私は反省していると思うので、芸人としてこれから仕事を行うことは全く問題ないと思う。過去に犯罪を犯した芸能人も時間が経てばテレビなどに出ているわけで、ノック氏も問題ないと思う。でも、人気が出るかどうかはわからないけど。

「罪は消えない」

葬儀関連派遣社員 浅羽祐治(32)

許すも許さないも、これからの彼の姿勢にかかっているのではないでしょうか。罰を受けても罪は消えないと思っています。消えない罪を背負って、人としていかに生きていくか。その姿勢が人々を納得させれば、芸人にも政治家にもなっていいと思う。

「家族に償え」
フリー編集者 大塚ゆきゑ(31)
家族にとって、この4年はどんな時間だったんだろう。芸人として成功し、府知事にまでなった夫が父が、強制わいせつ罪で無職だなんて…。どんな顔でご近所や親戚とつき合えばいい?ノックよ、舞台で金を稼げ。そして償え。被害者と家族のために生きてゆけ。

 

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