日本のODA実績世界2位 |
経済協力開発機構(OECD)の開発援助委員会(DAC)は16日、DAC加盟22か国の2003年の政府開発援助(ODA)実績(暫定値)を発表した。
日本は前年比4・0%減の89億1000万ドルで、157億9000万ドルの米国に次いで3年連続で2位となった。
ただ、前年より減少したのは日本、ポルトガル、オーストリアの3か国だけで、加盟22か国のODA総額は前年比17・5%増の684億8000万ドルと過去最高を記録し、ODAの増額が世界的な潮流になっていることを裏づけた。
[読売新聞(4月17日)より引用]
【編集長の目】
日本は金しか出さないと批判があるが、金を出す事は良い事だと、もっと素直にとらえても良いと思います。世界2位だってすばらしいじゃないですか。もちろん、改めなければいけないODAの問題はありますが…。
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「ODAは義務?義理?」 |
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ポータルサイト勤務 高橋明彦(29)
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このニュースを見ると…「もっと良い方法あるの」と思いつつ、流して仕事をしている時の自分を思い出します(笑)ホントは根っこからの改善が必要だけど出来ないって点で。でも世界の潮流に反しての減額は良い兆候。何かが変わりつつあるのでは?期待します。 |
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「肌で感じてるけど」 |
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大学職員 石井涼子(24)
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去年JICA経由でベトナムからIT技術取得のため大学に研究生が来た。ODAって30%弱はこういった技術協力で使われている。身近で役に立っている例を見ているので、進めて欲しい制度ではあるが、一緒に世界の国家財政格付けランキングを眺めたい気分。
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「質の改善を」 |
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大学院生 服部圭介(26)
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額が多いのは誇ってもいいと思う。問題は量より質。途上国の役に立たず、事業を受け持つ日本企業に金が回るだけの癒着ODAや、もう途上国とはいえない国へのODAは見直して欲しい。対イラクODA増額で日本のイメージアップってのも、戦略的で良いと思う。
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「お金だけじゃない」 |
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フリー調査業(弁護士補助) 田中教之(27)
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私が以前働いていたベトナムは、日本人が活躍していた。ベトナム全土に電気を供給する火力発電所で勤務していた方は、二人の娘を日本に残したまま、相当苦労しながら働いていた。政府や民間の人的貢献もODAの重要な項目として、見直していきたい。
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