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2004年5月19日号(毎週水曜更新)

小泉首相が訪朝

 小泉首相は、北朝鮮による日本人拉致問題を打開するため、22日に日帰りで平壌を再訪問し、金正日(キムジョンイル)総書記と会談する。
 14日午後、公明党の神崎代表との党首会談や政府・与党首脳会議を開き、こうした方針を説明する。首相は、金総書記との首脳会談で、日本人拉致被害者5人の家族8人の帰国・来日を最優先で求める。8人の帰国が実現し次第、日朝国交正常化交渉を再開する方針だ。2002年9月の日朝首脳会談で金総書記が拉致の事実を認めて謝罪し、同10月に拉致被害者5人が帰国した後、こう着状態が続いていた拉致問題は、極めて重要な局面を迎える。
 小泉首相は日朝首脳会談で、金総書記が最終的に拉致被害者の家族8人の帰国に応じれば、2002年9月の日朝平壌宣言に基づく国交正常化交渉を再開するとの意向を伝える。国交正常化交渉は、同10月にクアラルンプールで開かれて以来、中断している。
 また、小泉首相は、北朝鮮が「死亡」または「入国なし」としている拉致被害者10人についても、調査を継続し、真相を究明するよう強く要求する考えだ。


[読売新聞(5月14日)より引用]

【編集長の目】
拉致問題が解決に向かえば嬉しいです。とは言え、拉致被害者の正確な人数はどのぐらいか?と考えただけでも、解決の道のりは遠く感じられます。中途半端な地点で妥協する事だけはやめて欲しい。とことん真相を追究してもらいたいです。


「第一声が重要」
システム開発会社勤務 大石 誠(29歳)
今回の焦点は拉致被害者の家族だが、『拉致問題』の落し所が見えない。拉致の可能性のある失踪者は、全国に何十人と居る。政府交渉として、どこで結末とするか…。ある程度からは民間人の独自捜査が行えるようになればと思う。訪問時の首相の主張に注目します。

「裏方さんお疲れ様」

ポータルサイト勤務 高橋 明彦(29歳)

正直、国際外交は一筋縄では行かない(特にあの国相手では…)ので、この舞台を再び用意するまでに関係各位の努力を考えると頭が下がる気持ちです。。と、最近は良し悪しより先に「仕事」としての内容に目が行く俺は…立派な社会人か?(笑)

「安心して任せたい」

フリー調査業(弁護士補助) 田中 教之(27歳)

私の予想は、小泉首相はきっちり仕事をしてきそうな感じがします。つまり、最低目標の北朝鮮に残る8人の家族の帰国、というのは実現すると思えるのです。過大な期待をするのではなく、一国のリーダーの手腕に、われわれ国民は静かに見守ることが重要だと思います。

「国交正常化とは」
大学院生 服部 圭介(26歳)
拉致問題解決の動きは歓迎だ。しかし「国交正常化」という言葉には未だに疑問を覚える。核やミサイル、他の拉致被害者、麻薬密輸、不審船などの問題が山積する中で、あの指導者が牛耳るあの国との国交が必要なのだろうか。交渉が必要なのだろうか。

 

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