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2004年6月2日号(毎週水曜更新)

男子バレー五輪行けず

 日本の五輪への道が完全に消滅した。カナダに0−3のストレートで敗れ、通算1勝4敗。フランスが5勝目を挙げ、アジア枠を争う中国とオーストラリアが4勝1敗となったため、日本が残る2戦に全勝したとしても、リーグ最上位、アジア最上位での出場権獲得はともになくなった。これで日本は3大会連続で五輪出場を逃した。田中幹保監督(48)は辞任を示唆、男子強化委員会は総辞職の意向を示した。
 抵抗すらできなかった。日本は、あっけないストレート負けで3大会連続で五輪出場権を逃した。「力負けとしか言いようがない。ファンに申し訳ない」。田中監督は、そう話すのが精いっぱい。一度、狂った歯車は元には戻らなかった。
 女子が、最終予選最上位として五輪切符を獲得し、バレー人気復活のステップとなった。しかし続く男子で、また日本バレーは低迷の振り出しに戻った。


[日刊スポーツ(5月29日)より引用]

【編集長の目】
女子の再建の鮮やかさに比べると、やはりがっかりしてしまう。フルセットの試合は多いという事は、実力は上がってきていたという事。惜しい。あと少しなのだろう。今後、四年後の復活を心待ちにしています。


「勢い負け」
プロバイダー会社勤務 前田 智美(24歳)
女子の勢いに便乗してそのまま男子も・・・なんて簡単な世界ではないとわかっていても、女子から続くいい流れが生かせなかったのは悔しいですね。多くの課題を残したまま終わってしまいましたが、4年後、日本男児(大人だけど)の意地を見せてほしいです。

「負けにしみじみ」

大学職員 石井 涼子(24歳)

辞職かぁ。わりと年功序列の職場で働いていると、結果命の仕事が羨ましくなる。苦悩は多いが得るものも多そうだ。うちは先週も和気藹々と人事異動が繰り広げられました。スポーツは、勝つことだけでなく敗退もまたサラリーマンの心に刺激を与えますね。

「無理してない?」

iモードコンテンツ会社勤務 斎藤 滋(26歳)

日本で開催されるバレーの国際大会は、いつもTV局主導の強引な盛り上げ方で、どこか馴染めません。アジア枠のような日本開催が前提の変則ルールなど。しかし、毎回出てくるジャニーズの上っ面のエールは、完全に仕事に徹して、逆にとても清々しく感じます。

「やっぱり…らしいですよ」
大学院生 服部 圭介(26歳)
バレー好きの友人が大会前から「チーム編成や監督の人選がおかしい」と宣っていた。Vリーグ優勝チームのメンバーがあまり選出されないとか、外国人監督を嫌った純血主義が良くないとか。それで私は見なかったのですが、やっぱりだと呟く友人の顔が浮かびます。

 

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