点数化ニュースサイト
2004年8月25日号(毎週水曜更新)

日本、金メダルラッシュ!

 アテネ五輪での日本の金メダル数が20日、12個に達し、大会前半で早々と2ケタの大台に乗った。夏季五輪で日本が2ケタの金メダルを獲得するのは、1984年ロサンゼルス大会以来20年ぶり5度目。今後も女子レスリング、野球など有望種目を残しており、過去最多である東京五輪の16個に迫る勢いだ。

 ◇予想超えた活躍
 日本選手団が結団式を行った7月24日。福田富昭総監督は「努力目標となるが、金メダル2ケタ、メダル総数で24、25個は取りたい」と決意を表明した。ところが、いざフタを開けると、予想を超える活躍。各会場を応援に回る選手団本部は連日、笑いが止まらない。

 ◇海外遠征などで自信
 ゴールドラッシュの要因は、お家芸競技の躍進。柔道は競技初日の14日に女子48キロ級の谷亮子、男子60キロ級の野村忠宏がアベック連覇を遂げると、その後も勢いは止まらず、最終日の最重量級も男女優勝で締め、史上最多の8階級制覇につなげた。
 特に女子は5人が金メダル。吉村和郎女子監督が五輪を目標に若手らに目先の勝負にこだわらない指導を続け、本番で開花させた。男子も「柔道の総本山」意識を捨て、66キロ級優勝の内柴正人らが選手だけで1カ月間、海外に武者修行するなど、外国選手の実力を肌で知った。
 競泳は、男子平泳ぎ2冠の北島康介や女子自由形史上初の金メダルを獲得した柴田亜衣らが、戦後最多メダルを積み重ねた。競泳も海外遠征を積極的に積ませ、選手らに自信を付けさせている。


[時事通信(8月21日)より引用]

【編集長の目】
どうしたんでしょう?こんなに金メダルを取るなんて。「日本人は国際舞台では弱い」なんて言われていたのが嘘のようです。今後スポーツ以外の諸外国と競い合ういろんな分野でも、今回の結果にエールを受けて結果を出せればいいですよね。


「日本人としての誇り」
ポータルサイト勤務 高橋 明彦(30歳)
敢えて一言「北島康介」が恐ろしい。戦いの前のあの目。画面を見て寒くなった。PRIDE王者シウバと同じ目。北島の目は僕に自分の持つ血の無限の可能性を見せてくれた。誰も「無理」なんて言わせない、不可能は無い。その強さ、俺も見習いたい。

「日本人だけでなく」

大学院生 服部 圭介(27歳)

連日の金メダル獲得、素晴らしいことだと思います。でも世界の平和にも貢献するスポーツの祭典が、ただ日本人が金メダルを取れるかどうかだけに注目が集まるように報道されているようで少し悲しい。もっと他の国のいろいろな選手のことが知りたい。

「東の端の小さな国」

葬儀関連派遣社員 浅羽 祐治(33歳)

メダルを取る度に、こんなに多くの種目でトップ選手がいるのだと思うと、東の端の小さな国なのにすごいなあとしみじみ思う。体操男子団体が最も感激した。プレッシャー対決を制して逆転する姿には、過去の日本人の印象を払拭する凄まじい強さを感じました。

「笑顔の銅メダル」
ソフトウェア開発会社勤務 青木 泰子(31歳)
イロモノっぽいと思っていた浜口選手。でも試合を観終わった後、私はすっかり彼女が好きになっていた。準決勝で敗れるも、3位決定戦で勝利。「みんなが支えてくれた金以上の銅」というコメントにしびれた。こんなドラマが楽しめるのがオリンピックの醍醐味。

 

ニュース関心度合計(/20)


高橋
★★
服部

浅羽
★★
青木




  週レビのルール

●週刊レビューはニュースを点数化するサイトです。一週間に起こったニュースから、考えてみたいニュースを週レビ編集長が5つピックアップし、レビュアーがそれに対して、 関心が高いニュース順に5点から1点までで、採点していきます。つまり総合点が一番高いニュースは、その週、一番考えてみたいニュースということになります。


★★★★★
★★★★
★★★★★
★★★★★
★★★★

関心高い



関心低い

※点数は持分制。
つまり二度、3点などをつけてはいけない。

<例>

項目
news1 5点 4点 9点
news2 3点 5点 8点
news3 1点 1点 2点
news4 2点 3点 5点
news5 4点 2点 6点


その他のニュース

在日米軍駐留経費、削減へ
日本、金メダルラッシュ!
サドル氏派、アリー廟から退去合意
甲子園、駒大苫小牧優勝
松平健が紅白出場宣言

コンテンツ
ひとこま画像
音楽レビュー
映画レビュー
ブックレビュー