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2004年9月29日号(毎週水曜更新)

自民党、安倍幹事長退任

 小泉純一郎首相(自民党総裁)は24日夕、同党の安倍晋三幹事長と首相官邸で会談し、安倍氏の退任を認めるとともに、27日午前に後任の幹事長など党3役人事を決定後、同日午後に内閣改造を断行する方針を決めた。会談後、首相は次期幹事長について「郵政民営化などをよく理解し、使命感と情熱を持って改革にまい進できる人」と指摘。安倍氏は「人心掌握も大事だが、説明能力にたけた人物が望ましい」と述べるとともに、内閣改造に当たっては挙党態勢構築が重要との認識を示した。
 首相は安倍氏との会談で「1年間大変ご苦労さま。よくやった」と退任を了承。「今後も小泉改革に協力してもらいたい」と要請した。安倍氏は参院選敗北の責任を取って幹事長を退く考えを伝えていた。
 自民党の新3役は27日午前の臨時総務会で決定、同日午後には第二次小泉改造内閣が発足する段取りだ。同党は24日午後、臨時の役員会・役員連絡会合同会議と総務会で党人事について首相に一任することを了承した。首相は3役と併せ衆院議院運営委員長、幹事長代理、国対委員長も決める方針。
 安倍氏は、党改革の一環で、希望ポストなどの自己申告制度に基づき閣僚が副大臣、政務官指名する仕組みを導入したいとの考えを表明、首相も賛意を示した。
 内閣改造をめぐっては、竹中平蔵金融・経済財政担当相が残留し、新設される郵政改革担当相を兼務する方向で調整が進んでいるほか、参院自民党枠で尾辻秀久参院議員、公明党は北側一雄政調会長の入閣推薦を決めた。


[産経新聞(9月24日)より引用]

【編集長の目】
小泉首相お得意のサプライズ人事で、幹事長はBSE武部さん?そして、安倍さんは格下げで幹事長代理??郵政シフトと言われているものの、なんの為のサプライズかわからない印象を受けました。確かに、驚きましたけど…。


「ネタ切れ」
iモードコンテンツ会社 斎藤 滋(26歳)
今回の改変ではさすがにサプライズはありませんでしたね。相変わらず新鮮味はあるのですが、知名度が低い分、インパクトが弱い。さすがにもうネタ切れなのでしょうか? イメージ重視の小泉人事も、安倍氏の後任があのBSE騒動の時の武部氏ではちょっと。。

「幹事長代理のブランチか」

プロバイダー会社 前田 智美(24歳)

当時、小泉さん得意の話題作りの為に幹事長に選ばれた人気者の安倍さん。1年間お疲れ様でした〜。と思いきや、なぜか幹事長代理というポジションに。そして次期幹事長に、なぜかBSE失言・武部氏。今回の小泉さんの話題作りは、実に微妙。

「アレやりたいのね、アレ」

大学院生 服部 圭介(27歳)

説明能力に長けた人物を→武部元農水大臣。初級の間違い探しのようだ。さはあれど、安倍→武部のシフトを含む今回の組閣「人気だ何だでなく、アレをやるんだ!」とやる気だけは感じられ、私には好印象。郵政民営化、政治を巡る駆け引きが楽しくなりそうだ。

「首相になる予習?」
ポータルサイト 高橋 明彦(30歳)
やっぱり選挙対策人事だったのか…と思うと同時に、「安部さん」に大きな経験を与えられたのは予想外のプラスだった気がします。「疲れたんですか?」との質問に「それなら議員を辞めますよ」と力強く応えた彼はすごく力強かった。ちょっと今後に期待。

 

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