点数化ニュースサイト
2004年10月27日号(毎週水曜更新)

台風23号

 四国、本州を縦断し、猛威を振るった台風23号の被害は、二十一日までに計六十八人が死亡し、二十人が行方不明となった。けが人も三百五十二人に上った。人的被害は全国三十六府県に及んだ。
 内閣府によると、百十五人の死者・行方不明者が出た昭和五十四年十月の台風20号以降では、過去最悪となった。
 京都府舞鶴市では増水した河川の氾濫(はんらん)で観光バスが水没。乗車していた三十七人が屋根に避難し夜を明かし、二十一日早朝、海上自衛隊のヘリで全員救出された。
 消防庁によると、住宅被害は全壊三十七棟、半壊六十二棟、一部破損千八十八棟、床上浸水八千二百一棟、床下浸水一万六千五百八十一棟。
 政府は「非常災害対策本部」(本部長・村田吉隆防災担当相)を設置した。
 村田担当相は「政府として全力で被災者の救出などに努力したい」と話している。


[産経新聞(10月22日)より引用]

【編集長の目】
自然災害が相次ぎます。幸福にも私の住む場所は、被害がありませんでしたが、被害にあわれた地域の方々ことを考えると、胸が痛みます。キレイ事かもしれませんが、こういう時こそ日本人が1つになって助け合うべきでしょう。私も、募金をする等、出来る範囲の事をしたいです。


「被害を受けるのは弱者」
iモードコンテンツ会社勤務 斎藤 滋(26歳)
高波被害に遭った住宅地を見てショックを受けました。あんな海岸沿いに古い長屋風の家屋。入居者はほとんど老人。社会的弱者になってしまった人たちが、ああいうところに押し出され、自然災害の際に命を落としたり、家を失うことに。やりきれない気持ちです。

「小さな支えあい」

大学職員 石井 涼子(25歳)

夕食後、22号で床下浸水にあった職場の方に電話をした。それから祖母の家にも。その後母から電話が。被害はなくただ他愛ない会話だけだったけど、連絡しあう心配しあうって温かいなと(涙)。そして被害にあった方へ少しでも助けになればと募金をしました。

「結局普段の準備」

フリー調査業(弁護士補助) 田中 教之(28歳)

九州は、台風が多く、毎年亡くなる人が出たり、農作物がダメになったり被害が多くあります。慣れているつもりでしたが、今回は、近所の木々がなぎ倒され、映画のセットをみているような災害の状況をみると、もっと防災意識を高める必要があるなぁと感じました。

「ご供養のために」
フリー編集者 大塚 ゆきゑ(32歳)
台風に地震と災害が多い2004年。被害を報じるニュースは見ていて切ない。災害に見舞れた時、そうすれば被害を最小限にできるのか。それを今回の台風や地震をきっかけに考えなければならない。それが、亡くなった方々への供養にもなるはずだ。

 

ニュース関心度合計(/20)


斉藤

石井

田中

大塚




  週レビのルール

●週刊レビューはニュースを点数化するサイトです。一週間に起こったニュースから、考えてみたいニュースを週レビ編集長が5つピックアップし、レビュアーがそれに対して、 関心が高いニュース順に5点から1点までで、採点していきます。つまり総合点が一番高いニュースは、その週、一番考えてみたいニュースということになります。


★★★★★
★★★★
★★★★★
★★★★★
★★★★

関心高い



関心低い

※点数は持分制。
つまり二度、3点などをつけてはいけない。

<例>

項目
news1 5点 4点 9点
news2 3点 5点 8点
news3 1点 1点 2点
news4 2点 3点 5点
news5 4点 2点 6点


その他のニュース

台風23号
ゼネコン10社が訪朝計画
HIV、中高生にまん延の恐れ
エサ不足のクマにドングリを
阪神、横浜もオーナー辞任

コンテンツ
ひとこま画像
音楽レビュー
映画レビュー
ブックレビュー