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2004年10月27日号(毎週水曜更新)

HIV、中高生にまん延の恐れ

 新規にエイズを発症した20代前半の患者数が急増しており、中高生ら若年層の間にエイズウイルス(HIV)が広がっている恐れがあることが21日、厚生労働省のエイズ動向委員会(委員長・吉倉広・前国立感染症研究所長)のまとめで分かった。エイズは感染から発症まで約10年の潜伏期間があるとされ、20代前半での発症者は10代前半に感染した可能性が高いとみられる。
 吉倉委員長は「中高生の間に想像以上にHIVが広がっている可能性があり、若齢者の感染動向の監視を強化する必要がある」としている。


[時事通信(10月21日)より引用]

【編集長の目】
長い潜伏期間が、感染者を増やしてしまう結果になりそうです。若い人達の気構えも必要だと思いますが、やはり教育を含めた周りの大人たちの導きが大事ではないでしょうか。決して、若者だけの問題ではないと思います。


「SEXのコスト」
iモードコンテンツ会社勤務 斎藤 滋(26歳)
コンドームは普通、一箱1000円。これ中学生には大金です。高校生だって、学食3回食べられます。また、今考えるとバカバカしいですが、購入時の後ろめたさも大きく、意識とか知識以前に、彼らがセイフSEXをするには厳しい環境が背景にあると思います。

「中高のHIV教育」

大学職員 石井 涼子(25歳)

私の中高はエイズ患者が病気の実態を話したり(その方は1年後に亡くなった)、映画フィラデルフィアを見てHIV患者に差別はいけないと習ったりしました。かなりそれが衝撃的だったので感染をしない努力はしてるつもりなんだけど。こういう授業ありました?

「子は大人の鏡」

フリー調査業(弁護士補助) 田中 教之(28歳)

言い方悪いけど、最近の中高生はエッチしすぎでは。私が考えている以上に性を取り巻く問題は根が深そうです。結局中高生は寂しがっているんだと思います。離婚や不倫という家庭問題の影響が大きいようにも感じます。私たち大人の責任だと思います。

「本当の感染ルートは」
フリー編集者 大塚 ゆきゑ(32歳)
今回増加した感染者の8割は男性で、そのうち6割が同性との肉体関係の寄るもの、とある。でも、それだけで急に増えたりするかなあ?絶対他にもルートはあるはず。あと基本的なことなんですが、なんで同性とのセックスがエイズのもとなの?

 

ニュース関心度合計(/20)


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