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2004年11月24日号(毎週水曜更新)

石原裕次郎ドラマ、高視聴率

 故石原裕次郎さんの生涯を描くテレビ朝日スペシャルドラマ「弟」の第2夜(18日)の平均視聴率が20・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と2夜連続で20%を超えたことが19日、分かった。同時間帯(午後9時〜10時半)では、TBSの人気ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」の17・4%を上回って全局中のトップ。瞬間最高は午後9時59分の29・2%で、慎太郎(長瀬智也)と裕次郎(徳重聡)が「太陽の季節」の映画化について話し合う場面だった。
 放送開始前日の16日には、石原プロ小林正彦専務やテレビ朝日スタッフが、裕次郎さんが眠る横浜・総持寺を訪れ、異例のヒット祈願をした。テレビ朝日は「2夜にわたって非常に多くの皆さまに見ていただいて感謝いたしております。ぜひ最後までご覧いただければと思います」とコメントした。17日の第1夜は23・6%を記録、テレ朝は「お祝い」として社員食堂を無料とした。ドラマは21日まで連夜放送(午後9時)される。


[日刊スポーツ(11月20日)より引用]

【編集長の目】
ドラマでは視聴率とれないと言われる風潮の中で、この数字はすごい。それだけ、石原裕次郎という存在は大きいのでしょう。しかし、過去のスターの存在に頼るドラマ作りって寂しい気もしますね。今後は、安易に過去のスターを引用したドラマ作りに走るのではなく、新しいスター作りをしていって欲しいとも思います。


「世代のズレかな」
大学職員 石井 涼子(25歳)
昭和54年生まれで物心がついた時には既に裕次郎が芸能界にいなかった。彼の生き様をよく知らず、かつ、時代のズレか、彼の顔立ちを特別かっこいいとも思えない。職場のおば様に熱烈に「弟」を語られましたが、それに応えることが出来なかったのでした。涙。

「豪華絢爛」

大学職員 前田 智美(24歳)

第一夜のオープニングをたまたま見て「あ、これ明日からやるのかなぁ」と思ったら、そのままドラマが始まってびっくりした。まるで映画の予告編かのようなドラマチックなオープニング、テレ朝の気合ビシビシ。裕次郎世代のハートはがっつり掴んだ事だろう。

「永遠のアイドル」

ソフトウェア開発会社勤務 青木 泰子(31歳)

5夜連続で高視聴率だったようで、中でも臨終シーンは33%を記録したとか。ちなみにうちの母も見てました。ある世代にとって、国民的大スターと言えば石原裕次郎なのでしょう。母いわく、名前を聞いただけで反射的にチャンネルを合わせてしまうそうです。

「館ひろしは常に館ひろし」
フリー編集者 大塚 ゆきゑ(32歳)
キャスティングやりすぎ。裕次郎一人に役者5人は多すぎるって。話題性をと考えたんだろうけど、気が散って物語に入り込めなかった。そしてこの話、弟というより母へのオマージュじゃないですか?母の描き方は良かった。ちなみに母役は二人だけでした。

 

ニュース関心度合計(/20)


石井

前田

青木

大塚




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