紅白歌合戦、出演者決定 |
大みそか恒例のNHK「第55回紅白歌合戦」(後7・30〜11・45)の出演者が24日夕、東京・渋谷の同局で発表された。不祥事の舞台にもなり例年以上に注目された今回は紅白各28組が出場するが、先のNHKの世論調査で白組2位となったSMAPが出場を辞退。今年新曲を発表していないことを理由に挙げたが、昨年大トリを務めたグループの欠場はNHKにとって大きな痛手となりそうだ。
不祥事発覚を受けて「透明性の確保」を大命題としてスタートした今年の人選。その“目玉”として導入したのが世論調査結果の公表だった。出場してほしい歌手を視聴者3600人に聞き、男女上位15組ずつを10月下旬に発表。NHKは計30組すべてとの出演交渉に入った。しかし、ふたを開けてみれば「30分の6」が辞退という結果になってしまった。
SMAPには発表翌日に出演を要請し、辞退コメントがNHKに寄せられたのは前日23日のこと。SMAPサイドは当初から難色を示していたといい、これを覆すことができなかった。
現場を取り仕切る大鹿文明歌謡・演芸番組部長はSMAP辞退について「国民は画面に登場するのを願っていた。あの考え方(辞退理由)は侍というか…」と困惑げ。世論調査結果の公表で紅白の力量そのものが公に試されることとなったが、「世論の支持もありますから、(感触が良くなくても)最後まで粘り強く、ギリギリまで頑張りましたが…力不足です」と敗北の色を強くにじませた。
かねて「人選が不透明」と批判され、不祥事発覚を受けて紅白のスタッフもやり方も粛清された。これまでは問題を起こした元チーフ・プロデューサーら一部の現場幹部のみで人選を進めてきたが、今年はデザイン畑から抜てきされた大鹿部長が陣頭指揮。さらに、実行委員長を務める関根昭義放送総局長への報告も今年初めて求められた。現場関係者は「これまでのしがらみ、慣習にとらわれて“あの人は出した方がいい、出さない方がいい”という意見も出た」と話しており「透明性の確保」を追求し、現場が混乱したことをうかがわせた。結果として出場者の顔触れにも影響したといえそうだ。
[スポーツニッポン(11月20日)より引用]
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「ブームでしょうか?」 |
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システム開発会社勤務 大石 誠(30歳) |
ヒットチャート常連の大物歌手が出場要請を受けてもあえて辞退する、というのが段々浸透してきたように思います。(サザンは恒例イベントがあるので仕方無いけど)いくつかの初登場の方には、そんなヒネた考えにならないで欲しい。ファンはたくさん見たいんだから。 |
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「ナショナリズム」 |
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葬儀関連派遣社員 浅羽 祐治(33歳)
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紅白は国民娯楽のひとつだと思う。野球で言うとオールスターです。参加も辞退も当事者の自由だけど、楽しみにしている人にとって、贔屓の歌手が辞退しては詰らないですよね。視聴率低下は観る側の、出演辞退は出る側のナショナリズムが垣間見えます。 |
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「紅白でしか見れないもの」 |
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大学院生 服部 圭介(27歳)
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SMAPなんて紅白で見なくても毎週他で見れるじゃん、それに比べ森進一とか和田アキ子が歌う姿なんて紅白でしか見れない貴重映像だぜ、との友人の言葉になるほどと思った。どうせなら普段TVに出ないレア歌手の祭典にしてしまった方が率取れるかも、なんて。
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「求めるもののはき違い」 |
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ポータルサイト勤務 高橋 明彦(30歳)
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彼らは勘違いしてる。「話題性や豪華出演者」じゃなく…民放が真似できない質の高い、安心して見られる番組が僕は欲しい。別にスポンサーとか視聴率を気にしなくていいんだからw「さすがNHK!」といわれるモノ、目指してよ。 |
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