内閣支持率下落 |
時事通信社が16日まとめた12月の世論調査結果によると、小泉内閣の支持率は前月比1.6ポイント減の35.9%で、2001年4月の政権発足後最低だった02年6月の34.0%に次ぐ低水準となった。また、イラクへの自衛隊派遣期間延長について「賛成」は9.6%にとどまり、小泉純一郎首相の国民への説明に関し、「不十分だ」「ほとんど説明していない」との不満が合わせて90%を超えた。
調査は9日から12日まで全国の成年男女2000人に面接方式で実施し、有効回答率は70.2%。
[時事通信(12月16日)より引用]
【編集長の目】
この調査では、支持率の下落より、むしろ90%を越える派遣延長への不満の声が問題ではないだろうか。自衛隊のイラク派遣延長の説明は、やはり足りないのだ思う。なんとなくの延長は、問題だ。
|
|
「世論調査を疑う」 |
 |
iモードコンテンツ会社勤務 斎藤
滋(26歳) |
いつも思うのですが、主催、対象、時期によって、びっくりするほどの差異が出ないことに不信感があります。そのあたりは調査ノウハウなのかもしれませんが、それはそれで作為が働いているわけで、データとしての信頼度が低いことには変わりありません。 |
 |
「資源目的?」 |
 |
大学職員 石井 涼子(25歳)
|
大手新聞社の世論結果を跳ねのけてまで進める自衛隊派遣の利点は何か。来年度中に円借款をというニュースから単純に首相の意図をこう読み解く。狙いは豊富な天然資源かと。派遣で恩を売って友好関係強化かと。…他国から反感を買わない策略を練って欲しい。 |
 |
「決してなくならない内閣」 |
 |
フリー調査業(弁護士補助) 田中
教之(28歳)
|
支持率が落ちても、小泉内閣は継続し続けるでしょう。イラク派遣延長に集中砲火をあびるかと思えば、北朝鮮問題に国民の関心を引きつける。そうなると、野党の力不足だけが強調されるような気がします。結局小泉首相以外の選択肢がないのが現状。 |
 |
「政治家はたくさんいるのに」 |
 |
ソフトウェア開発会社勤務 青木
泰子(31歳) |
防衛庁長官によるサマワ視察は酷かった。たった5時間の滞在で一泊もせずに帰国し、「治安はかなり安定している」と断言。で、イラク派遣継続決定。とほほ。こんな小泉内閣のやり方を支持できるはずがない。だからといって代わりがいないのも事実だけど。
|
 |
 |

 |
ニュース関心度合計(/20) |
 |
斎藤★★★★★
石井★★★★★
田中★★★★★
青木★★★★★
|


週レビのルール
●週刊レビューはニュースを点数化するサイトです。一週間に起こったニュースから、考えてみたいニュースを週レビ編集長が5つピックアップし、レビュアーがそれに対して、
関心が高いニュース順に5点から1点までで、採点していきます。つまり総合点が一番高いニュースは、その週、一番考えてみたいニュースということになります。
|
★★★★★5
★★★★★4
★★★★★3
★★★★★2
★★★★★1
| 関心高い
↑
↓
関心低い |
※点数は持分制。
つまり二度、3点などをつけてはいけない。
<例>
項目 |
 |
 |
計 |
news1 | 5点 |
4点 |
9点 |
news2 |
3点 |
5点 |
8点 |
news3 |
1点 |
1点 | 2点 |
news4 |
2点 |
3点 |
5点 |
news5 |
4点 |
2点 |
6点 |
|

その他のニュース
コンテンツ
|