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2005年1月12日号(毎週水曜更新)

紅白視聴率、過去最低に

 史上最多62組の歌手が出場した紅白だが、結果的には厳しい数字となった。第2部の平均視聴率45・9%は、2部制がスタートした89年第40回の2部47・0%を抜いて過去最低の数字。4年連続の50%割れだった。ちなみに関西地区は45・7%で、こちらも過去最低。第1部(後7・30〜9・20)は、昨年の37・1%より1・6ポイント低下し、35・5%。
 NHKでは、視聴者の興味、関心をつなぎとめるために、曲順をリハーサル初日の29日に発表するなどしたが、視聴率にはつながらなかった。
 この日の数字は地上波放送分のみを対象にしたもの。NHK番組制作局の天海修一歌謡・演芸番組部長は、デジタル衛星ハイビジョンなどを通じた「お茶の間デジタル審査員」の投票が増えていることなどから、「トータルでは相当数の方にお楽しみいただいたと考えている」としている。
 なお、恒例のTBS「日本レコード大賞」(後6・00〜8・54)は、SMAPの辞退が影響してか、11・7%と伸び悩んだ。


[スポーツニッポン(1月3日)より引用]

【編集長の目】
会長が辞任しなくとも結構、紅白を放映し続けるのも結構。しかし大切なのは、NHKがそれらの行為を通じて何を守っていきたいかという事。それらのポリシーが無ければ、必死に既得権益を守っているようにしか見えない。NHKとしての大義を明確にしてもらいたい。でなければ、応援のしようもない。


「プラネテス命」
大学職員 石井 涼子(25歳)
ちょっと早めに始まるレコ大で流行歌はほぼ満足してしまい紅白はパスしました。で、紅白の裏(NHK教育テレビ)でちょっと気になってたプラネテスというアニメの総集編を見たんですけど…面白い、面白すぎるんですよ!!!この発狂の続きは今週のひとことで。

「大晦日は一家団欒」

大学院生 服部 圭介(27歳)

紅白の視聴率は番組の出来不出来やNHKの信頼度を表すものではなく、「大晦日の一家団欒の度合い」を表す指標だと私は思っています。減ったとはいえあの内容で45%取れるなんて、日本もまだまだ大晦日は家族で過ごしているんだなぁと安心してしまいます。

「NHKの英断を期待」

フリー調査業(弁護士補助) 田中 教之(28歳)

もう紅白やらなくてもいいんじゃないんですか?やるのであれば、もっとターゲットを明確にしてやるべきです。年配向けに歌手を揃えるのであれば、それなりの視聴率は取れると思うのですが。格闘技は飽きたので、なんか違う趣向の番組を期待しています。

「数字が減っても気にするな」
ソフトウェア開発会社勤務 青木 泰子(31歳)
紅白の視聴率低下は格闘技の人気上昇によるものだと思う。幸子が大空を舞おうがマツケンがフンドシ姿になろうが、私は見ません(いや、見るか)。私が見たいのは「紅組と白組、どっちが勝つか?」ではなく「ノゲイラとヒョードル、どっちが勝つか」なのです。

 

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