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2005年4月6日号(毎週水曜更新)

韓国、日本の常任理事国入り反対

 韓国の金三勲(キム・サムフン)国連大使は3月31日、ニューヨークで韓国人記者団に対し「周辺国の信頼を受けず、歴史を反省しない国が国際社会の指導的役割を果たすことに限界がある」と表明、韓国政府として日本の国連安全保障理事会常任理事国入りに反対する立場を初めて明確にした。同様な立場の国とともに「阻止外交」を展開する方針。日韓間の摩擦が高まっている竹島(韓国名・独島)の領有権や歴史教科書問題で、日本側に圧力をかける狙いがある。今回の反対表明で両国の外交摩擦がさらに拡大しそうだ。
 通信社の聯合ニュースが報じた。日韓が領有権を主張する竹島や歴史教科書の問題をめぐって、韓国政府は3月に対日政策の新しい原則を発表、断固とした対応を取る姿勢を打ち出していたが、これまでは日本の常任理事国入りをめぐり直接的な言及を避けていた。  

[共同通信(4月1日)より引用]


「本当の相手」
フリー調査業(弁護士補助) 田中 教之(28歳)
韓国や中国の考えも理解できますが、日本は常任理事国に向けて議論を進めるべきです。ここで、屈してはいけないと思います。しっかり対策を考えなければいけないのは、米国。日米安保関係を含め、理事国になってからが大変だと思います。

「対話と相互理解を」
ポータルサイト勤務 高橋 明彦(30歳)
最近仲悪いですね、日韓。でも僕は案外楽観的で。というのも根にある「歴史的禍根」も、あと10年20年で世代が変われば大きく改善する齟齬だと思ってます。宗教や思想や人種など根源的対立ではないんです。数少ないご近所国です、、良くしようよ。

「近所づきあい」

葬儀関連派遣社員 浅羽 祐治(33歳)

隣国とうまく付き合えないで世界に認められても仕方ないように思うが、アジア全体の向上が見込めれば韓国に利がない訳ではない。しかし韓国が歴史への反省を問題視するのは、外交カードとしては弱い。大国はみな酷い戦争の歴史を背負っているのです。

「反対の真意」

大学院生 服部 圭介(27歳)

常任理事国入りがそんなに大事だとは思わないが、日本がこれまでしてきた開発援助や国連分担金の多さなど、国際貢献度を考えると反対する理由はない。ドイツ加盟に反対するイタリアと同じく、真意は「どうしてウチが入れないのにアイツが?」なのかもしれない。

 

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