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2005年9月14日号(毎週水曜更新)

「生活の豊かさ」調査

 国連開発計画(UNDP)は7日、世界177か国・地域の生活の豊かさを比べた「人間開発報告書」を発表した。
 日本は前年まで5年連続で9位だったが、11位に後退した。
 ベスト3はノルウェー、アイスランド、オーストラリア。以下、ルクセンブルク、カナダ、スウェーデン、スイス、アイルランド、ベルギー、米国と続いた。アジアでは香港が22位、シンガポールが25位、韓国が28位に入った。中国は前年の94位から85位になった。
 報告書は一人当たり国内総生産(GDP)や平均寿命、識字率などから生活の質を示す「人間開発指数」を割り出して比較した。
   

[読売新聞(9月8日)より引用]


「比べたら、不幸ですよ」
サッカー新聞社勤務 斎藤 滋(27歳)
豊かさを数値化して、国別にランキングにする。相変わらず意味がない。識字率や寿命など、もっともらしい項目は設定してありますが、その数値型高ければ「豊か」であるという概念はその団体が勝手に設定したもの。数値化するという発想が、「貧しい」。

「世界の女性は強い」
派遣社員 前田 智美(25歳)
日本の「人間開発指数」の低下に拍車をかけているのが、女性の社会進出度の低さ。日本の女性議員の比率は、人間開発指数最下位のニジェールより低い。TVでは元気な女性議員の姿をよく見かけるので意外です。まだまだ日本女性はおとなしい人が多いのですね。

「比較の難しさ」

大学教員 服部 圭介(28歳)

こういうランキングは、国を大ざっぱに捉えるには便利だが、「何を以て豊かとするか」がはっきりしない以上、アンアンの抱かれたい男ランキングぐらいの信憑性しかないような気がします。各国民の脳内エンドルフィンでも測って比べる方がいいかもしれません。

「真の豊かさって?」

ポータルサイト勤務 高橋 明彦(31歳)

11位…もっと低くてもいいかも。数値に「自殺率」「老人・子供の意識調査」などを入れた方が先進国の中での順位は正しく出るかも。いや、先進国と限定する所が既に病んでるのか?w幸せはお金や経済力では買えない…ハズ。うん、これも簡単には言えないか。

 

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