清原の次はノリ−。米大リーグ・ドジャースの中村紀洋内野手(32)のオリックス入りが21日に発表されることが20日、明らかになった。2年契約で年俸総額4億円プラス出来高。この日オリックス入団を表明した清原との、関西が誇る『NK砲』が誕生する。
『K』の後は『N』が動く。ノリが21日に大阪市内でオリックス入団発表を行うことが明らかになった。2年4億円プラス出来高の契約を結び、夢だったメジャー挑戦から1年で日本球界に復帰する。
この日、中村監督は中村との交渉に関して「8合目から牛歩でも進んでいます。今は神のみぞ知るといったところです」と語ったが、すでに条件面を含めて球団と中村側が合意に達しており、清原のオリックス入り表明を受けて正式発表する運びとなった。
ノリは昨年、近鉄が消滅し、オリックスと合併した際に、ポスティングシステム(入札制度)を行使し、ドジャースとのマイナー契約を結んだ。だが、今季はメジャー出場わずか17試合に止まり、結果を残すことができなかった。来季もメジャー挑戦を模索していたが、断念。日本にUターンして、オリックスのユニホームを着ることを決断した。
15日には小泉球団社長が業務提携をしているドジャースに対し、すでに中村の身分照会したことを明かしていた。保有権をもつド軍から球団が約30万ドル(約3600万円)を支払っての金銭トレードとなる。
これで清原と00年に本塁打と打点の二冠王に輝いたノリが加入。今季オリックスの長打力不足を一気に解消する『NK砲』が誕生する。
[サンケイスポーツ(12月21日)より引用]
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