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2005年12月28日号(毎週水曜更新)

広州市にも有毒物質接近

 新華社電によると、中国広東省韶関市で有毒のカドミウムを含む廃水が川に流入した問題で、広東省政府は21日、下流の広州市と仏山市に汚染水が接近しているとして飲料水の確保など緊急対策を講じるよう命じた。
 広州市にはホンダやトヨタ自動車など日本企業が進出、仏山市を含めこの地域には日本人も多く住んでいる。
 韶関市では15日ごろ、市内を流れる北江に猛毒のカドミウムを含む精錬所の廃水が大量に流入した。下流にある同省英徳市の市民ら10万人以上の飲料水が汚染の危機にさらされ、同市は緊急の送水管を設置するなどの対策を行っている。
 

[共同通信(12月22日)より引用]


「頑張れ中国」
サッカー新聞社勤務 斎藤 滋(27歳)
日本も高度経済成長期には、水俣病から光化学スモッグまで様々な公害がありました。それを越えて、それを越える技術・施策・法規が次々と出て、日本はここまできたのです。ニートなんて言ってられるやつとかでてくるようになれば、立派な先進国です。

「今年のNO1、広州」
大学職員 石井 涼子(26歳)
職場近くの飲み屋で隣だったおにーちゃん、大学の先輩、前の職場の同僚の友達。みんな広州に行きまくってる。ここ1年でよく聞いたアジアの都市NO1でした。昨今の日本の景気回復に一役買っているはずの都市ゆえに、政府からお水の援助位してもいいかと。

「結局政府が倒れる」

フリー調査業(弁護士補助) 田中 教之(29歳)

経済成長と公害。中国は日本と同じ道筋を行っているようです。しかし、政府を非難する国賠制度が実質的にできない中国は国民の不満が募り、結果的に共産主義体制がなくなってしまうことになるかもしれません。経済優先により、政府がなくなる可能性があるかもしれませんね。

「場所を変え繰り返される?」

ポータルサイト勤務 高橋 明彦(31歳)

こういう報道を見ると…各国が犯してきた過ちからどうして学べないのか?と思う。ほっとけば中国にも公害病が出て、バブルで国が混乱する。それは経済発展のハシカかもしれないけど…避ける事もできるはず。切に願います、悲しみが場所を変え繰り返されない事を。

 

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