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2006年6月14日号(毎週水曜更新)

「核189発で西欧攻撃」

 冷戦下の1960−70年代、旧ソ連を中心とする東側軍事同盟であるワルシャワ条約機構が旧西ドイツやオランダなど西欧諸国に核兵器も投入する攻撃作戦計画を策定、80年代まで改定を続けていたことが、機密解除された同機構の文書で7日、明らかになった。アムステルダムやブレーメンなどを計189発の核ミサイルなどで攻撃、北大西洋条約機構(NATO)軍の反撃によるポーランド市民の犠牲者を最大200万人と試算するなど、国際社会が恐れていた東側の核戦争準備が初めて文書で裏付けられた。
 ポーランド政府が今年1月から機密解除を進めている国防省保管の文書類1445件などから判明した。  
 

[共同通信(6月7日)より引用]


「思い出すことの大事さ」
情報誌+企画会社 高橋 明彦(31歳)
未だに地球を何個もぶっ壊せる核を持つ中…こういう計画を聞くと「何かの手違いで世界は一瞬で終わる」現実を改めて思い出します。ただ…薄氷すぎて感覚が麻痺する感じ。AIDSとかと同じく。意識を高める為にも、こういう「危機喚起ニュース」大事だと思いますね。

「今がある奇跡」
派遣社員 前田 智美(26歳)
189発という数字がリアルで恐ろしい。当時は子供でまだよくわかっていなかったけれど、今思えば、冷戦終結時に核戦争がおこらなかったことが紙一重の奇跡に思える。世界は実に危ない橋を渡ってたんだ・・。生き延びた世界をこれからも守っていかなければ。

「冷戦後もう17年か」
大学職員 石井 涼子(26歳)
冷戦終結後20年にはまだあと3年足りないが、機密文書公開とは驚きだ。米の公開基準は20年、外国政府の情報は30年と聞いている。さてはて、これから20年後、「実現しなくてよかったね」と言いながら北朝鮮の機密文書を見られるように。心から祈ります。

「その時、歴史は……」

葬儀関連派遣社員 浅羽 祐治(33歳)

歴史が別の選択をしていれば、東欧諸国の内戦や紛争が消え、米軍のイラク攻撃もなかったかもしれない。選択されなかった可能性の追求が明るみに出て恐怖すると同時に、現在北朝鮮で追求されている可能性を思うと、ミサイルに晒されている自分を感じます。

 

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