点数化ニュースサイト
2006年6月28日号(毎週水曜更新)

「デートより残業」8割

 社会経済生産性本部が21日発表した新入社員への意識調査によると、デートよりも残業を選ぶとの回答が80.1%に上った。昨年の78.6%を上回る過去最高となり、厳しい就職戦線を勝ち抜いた新入社員のまじめ人間ぶりの一面をのぞかせた格好だ。
 不況時ほど仕事優先が増える傾向があるが、生産性本部は「景気がしっかりしているとは思っておらず、会社の都合を優先しなければという意識が強いのでは」と分析している。
 また、近年増加傾向にあった「いずれリストラされるのではないかと不安」と感じる人は昨年の38.7%から35.9%に減少。景気回復に伴う就職環境の好転で「自分はいい時代に生まれた」と思う人は74.1%から80.0%に増えた。
 調査は、今春に採用された企業の新入社員3937人から回答を得た。   
 

[時事通信(6月21日)より引用]


「最初くらいは…」
情報誌+企画会社 高橋 明彦(31歳)
新入社員にこんな質問は意地悪…とも思います。「踏み絵か?」という疑心暗鬼からも無難な答えを選ぶ傾向は否めないはず。1年後・5年後・10年後・職種別・給与別・地域別など比較すると、もっと面白いと思うけど…ってやりすぎか?(笑)

「仕事人間ではないけれど」
派遣社員 前田 智美(26歳)
必死こいて入社した会社だもの、新入社員の気合が昔より高いのは当然のような気が。確かに、身近でも「残業よりデート」ってタイプの人が男女含めていそうでいないな。シビアなのかクールなのか・・。このまま晩婚・少子化に拍車がかかっていくのかしら。

「今は残業!」
大学職員 石井 涼子(26歳)
今の仕事(秘書)は、デートより残業。残業がどうしてもできないときは、他の人に頼むしかないので、そこで借りを作ってしまいます。申し訳ない。しかし、他の部署や会社なら違います。実家の祖父が趣味に生き、92歳の今もとても元気なのを見ていますから!

「時代を感じる」

葬儀関連派遣社員 浅羽 祐治(35歳)

保守に徹すべきか否かの規律が自己の中で明確なのだと思う。転職でキャリアアップ、フリーターでもお気楽、と数々の選択肢を持つ彼らが、景気不安を恐れて真面目……ですか? むしろ調査主体側に終身雇用意識が強いのでは。

 

ニュース関心度合計(/20)


高橋
前田
石井
浅羽




  週レビのルール

●週刊レビューはニュースを点数化するサイトです。一週間に起こったニュースから、考えてみたいニュースを週レビ編集長が5つピックアップし、レビュアーがそれに対して、 関心が高いニュース順に5点から1点までで、採点していきます。つまり総合点が一番高いニュースは、その週、一番考えてみたいニュースということになります。


★★★★★
★★★★
★★★★★
★★★★★
★★★★

関心高い



関心低い

※点数は持分制。
つまり二度、3点などをつけてはいけない。

<例>

項目
news1 5点 4点 9点
news2 3点 5点 8点
news3 1点 1点 2点
news4 2点 3点 5点
news5 4点 2点 6点


その他のニュース

北朝鮮ミサイル問題

夕張市が財政再建団体へ
携帯電話ポータビリティ
「デートより残業」8割
日本、1次リーグ敗退

コンテンツ
ひとこま画像
音楽レビュー
映画レビュー
ブックレビュー