点数化ニュースサイト
2006年7月19日号(毎週水曜更新)

国連、北朝鮮非難決議で調整

 政府は13日、北朝鮮のミサイル発射をめぐり、国連安全保障理事会の「非難決議案」をまとめる方向で、既に独自の非難決議案を提示している中国、ロシア側と文言の調整に入る方針を決めた。15日からの主要国首脳会議(サンクトペテルブルク・サミット)開幕前の採択を目指す。政府は米国などと計8カ国で制裁決議案を共同提案していたが、同案に反対の中ロ両国が拒否権行使の方針を示したことから採択困難と判断した。
 塩崎恭久外務副大臣は13日午後の記者会見で「これから関係各国と公式、非公式の話し合いが行われる」と明言。外務省幹部も「拘束力のある決議を採択することが大事。きょうから文言調整に入る」と表明した。
 政府は、中ロ側が当初提示していた議長声明案を決議案に格上げするなど妥協の姿勢を示したことで、安保理が一致して採択できる決議案作成の可能性が出てきたとみている。


[共同通信(7月13日)より引用]


「ロシアと関係強化」
大学院生 田中 教之(30歳)
政府は素早く対応したし、全会一致での非難決議まで持っていったのだから、まずまずの結果ではないでしょうか?あとは、独自に経済制裁を行っていくのかどうかだと思います。何度も主張していますか、やはりキーとなるのはロシアなんです、ロシア。

「どこまで孤立し続けるか」

IT系 平田 万貴(29歳)

主要国首脳会議では、中国・ロシアの最終的対応が注目される中、確実に北朝鮮が世界から孤立する形となった今回の最終決議。孤立し続ける北朝鮮がまた暴走してとんでもないことをするのではという事が今一番の懸念ですね。

「脱線国家」

情報誌+企画会社 高橋 明彦(31歳)

明らかに、世界の暴れん坊・厄介者と化している北朝鮮。中学校のクラスに1人いた不良を思い出します。クラスの和を乱し、暴挙の限りを尽くした…。国連も「痛い国家」だと思ってるのに加え、兄貴分の中国すら最近は抑えられないこの状況。暴走するのも時間の問題な気がしますね。

「安心したものの」
医療関係 久田 優美子(26歳)
国連憲章7条を除いた採択だが、曖昧で逃げ腰の日本が、やっと国際社会の場で強い姿勢を示すことが出来たことで、一応は評価したいですが、大きく譲歩という形になった中・露へのこれからのアプローチの仕方にはかなりの工夫が必要となり、前途多難には変わりません。

 

ニュース関心度合計(/20)


田中
★★
平田

高橋
★★
久田
★★




  週レビのルール

●週刊レビューはニュースを点数化するサイトです。一週間に起こったニュースから、考えてみたいニュースを週レビ編集長が5つピックアップし、レビュアーがそれに対して、 関心が高いニュース順に5点から1点までで、採点していきます。つまり総合点が一番高いニュースは、その週、一番考えてみたいニュースということになります。


★★★★★
★★★★
★★★★★
★★★★★
★★★★

関心高い



関心低い

※点数は持分制。
つまり二度、3点などをつけてはいけない。

<例>

項目
news1 5点 4点 9点
news2 3点 5点 8点
news3 1点 1点 2点
news4 2点 3点 5点
news5 4点 2点 6点


その他のニュース

最も幸せな国は「バヌアツ」
W杯決勝戦イタリアがフランスを下す
国連、北朝鮮非難決議で調整
14万人が1年以上滞納
メールのぞき見500回

コンテンツ
今週の社説
ひとこま画像
音楽レビュー
映画レビュー
ブックレビュー